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くせ毛にお悩みの方必見!セルフ縮毛矯正ってどんな感じ?【準備物や手順など】

生活

こんにちは、すたナツです。
この記事ではセルフ縮毛矯正についてご紹介します。

じめじめいや~な梅雨の季節。湿気で髪の毛がうねるとテンション下がりますよね。。

そんなくせ毛にお悩みの方におすすめなのが縮毛矯正です!うねった髪を綺麗にまっすぐにすることが出来ます。私も昔からくせ毛、剛毛なので、髪のメンテナンスのためには欠かせません。

さて、この縮毛矯正。実はコツさえ掴めば自宅でセルフですることが可能なのです!(ただし自己責任です。)ここでは、私が実際に自分でやってみた感想や注意点、セルフでする際の準備物や手順などを詳しくお伝えします。

  • 縮毛矯正ってどんなもの?
  • 美容院に行く時間がないor苦手なので自分で髪の毛をストレートにしたい。
  • セルフ縮毛矯正のやり方、コツを知りたい。

くせ毛をまっすぐにするには?

くせ毛をストレートにするには縮毛矯正ストレートパーマ、それからストレートアイロンを使う方法が存在します。

縮毛矯正とは?

まず縮毛矯正とは、くせの強い髪の毛を薬剤とアイロンの熱を利用してまっすぐに固定する技術のことです。一度矯正をかけた部分は半永久的にストレートの状態が維持出来ます。新しく伸びてきた根本の部分はまたくせ毛の状態で生えてくるので、その部分は再度縮毛矯正をかけることになります。頑固なくせ毛でもさらさらの綺麗な直毛になるのが特徴です。ただし、髪を伸ばす際に高温の熱を使うため髪へのダメージは大きいです。

ストレートパーマとは?

ストレートパーマは熱を使わず薬剤のみでまっすぐにする技術のことです。熱を利用しないので、縮毛矯正よりもダメージが少なくて済みます。しかし、その分強いくせ毛を綺麗にまっすぐにすることは出来ません。以前私も、ドラッグストアなどで売られている市販のストレートパーマ液を試したことがあるのですが、全く効き目がありませんでした。。軽いくせ毛やパーマをあてた髪をストレートに戻すために使う方が多いようです。

ストレートアイロンとは?

熱でくせを伸ばし髪をまっすぐにするアイテムです。自分で好みのスタイルに仕上げられます。ですが縮毛矯正とは違い、湿気や一旦シャンプーなどをすると元のくせ毛に戻ってしまうので、毎回セットする手間がかかります。

すたナツ
すたナツ

個人的には、とてもくせが強く毎朝のセットが大変、時短ですませたい・・という方には縮毛矯正をおすすめします。

メリット、デメリット

頑固なくせ毛の味方!縮毛矯正!なのですが、美容院で施術してもらう場合とセルフでする場合のメリット、デメリットを挙げます。

美容院で行うメリット

  • 自分の髪質にあった方法で綺麗に仕上げてもらえる
  • アレンジの仕方やヘアケアなどを教えてもらえる

美容師さんはプロなので、座ってお任せしていればサラサラの綺麗なストレートに仕上げてもらえます。また、縮毛矯正をあてた後の髪のケアの仕方などを丁寧に教えてくれることも。

美容院で行うデメリット

  • 時間がかかる(2~4時間ほど)
  • 値段が高い(2万円前後)
  • あらかじめ予約する必要がある
  • 美容師さんによって上手い下手がある

施術時間が長いので、美容院の雰囲気や会話が苦手という方には少ししんどいかもですね。さらに、美容師さんでも、経験や縮毛矯正の得意不得意によって仕上がりが変わることはよくあります。私も以前、縮毛矯正をあてた後の髪がビビり毛だらけになったり、前髪だけしっかりストレートになっていないことがありました。

※ビビり毛・・・激しいダメージにより髪の毛がチリチリになってしまうこと

セルフで行うメリット

  • 思い立ったらすぐ出来る
  • お金がかからないので節約になる
  • 美容院が苦手な方にはうってつけ!

美容院であてるよりも断然お金がかからないのが特徴です。コロナ禍で美容院に行くのに抵抗がある場合でも、自宅でできるならば安心ですよね。

セルフで行うデメリット

  • 手順をしっかり守らなければ失敗に繋がる
  • 仕上がりにムラが出来ることも
  • 後ろ髪は特に作業しにくい

やはり素人がすることなので、コツを掴むまでは難しく感じるかもしれません。決められた手順や方法を守らなければ髪に大きなダメージを与える可能性もあります。

あくまでもセルフをおすすめするわけではありません。自己判断、個人の責任で行ってください。

準備するものは?

セルフ縮毛矯正を行うのに必要な準備物は以下になります。

●縮毛矯正用薬剤
●ストレートアイロン
●薬剤を入れる容器(紙皿など)2つ ※1剤用と2剤用
●刷毛
●ビニール手袋
●ケープ
●ラップ
●ダッカールやヘアクリップ
●櫛
●タオル
●バスタオル
●ドライヤー
●前後処理剤
●ヘアトリートメント

縮毛矯正用薬剤、ストレートアイロン、前後処理剤について補足説明をします。

★縮毛矯正用薬剤について

私が実際に使用している縮毛矯正用薬剤は、資生堂プロフェッショナルクリスタライジングストレートというものです。

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こちらは、ドラッグストアなどで売られているものと違い、業務用なのでネットで購入することになります。スキンケアメーカーとしてのノウハウが詰め込まれた美容院でも使われている商品です。ヒアルロン酸や椿オイルなどの保湿成分が配合されているため、髪へのダメージが比較的少なく済むのが魅力的!

1剤、2剤ともに400g入りです。1回の使用量はだいたい50~150g(※)なので、余ったものはそのまま容器に保管して次回の縮毛矯正に使用することも可能です。

すたナツ
すたナツ

毛量によっても変わってきますが、おおまかな使用量はショートで約50g、ミディアム約80g、ロング約100g以上となっています。

ちなみに、この商品は赤色パッケージのものと青色パッケージのもの2種類存在します。違いは以下参照。

ご自身のくせの強さや髪のダメージによってどちらを利用するか選びましょう。

★ストレートアイロンについて

セルフ縮毛矯正に使うストレートアイロンの温度は180℃くらいが適切です。なので、出来れば温度設定できるものが良いでしょう。

この温度より高いとダメージが深刻になりますし、逆に低いとくせが伸びにくくなります。

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★前後処理剤について

縮毛矯正の前後に使うことで格段に髪の痛みが和らぎ、持ちも良くなります。

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◎前処理剤

縮毛矯正を行う前段階に使用します。こちらを塗ることで、髪の傷んだ部分を補修し、効果を均一にさせることが出来ます。さらに、薬剤やアイロンの熱によるダメージを軽減してくれます。

前処理剤 CERAMIA セラミア 100ml スプレータイプ

◎後処理剤

縮毛矯正の施術後に使用します。縮毛矯正によりアルカリ性に変化した髪を元の健康的な弱酸性の髪へとシフトさせ、矯正効果を長持ちさせます。ごわついた髪を補修し、ツヤのある仕上がりになります。

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セルフ縮毛矯正の手順は?

それでは、セルフ縮毛矯正の手順を説明します。

①シャンプーをして髪を洗う。

いつも通りにシャンプーをして髪を洗います。

このときに気を付けて頂きたいのが、シャンプー後にコンディショナーやトリートメントはつけないこと!

なぜかというと、薬剤が浸透するのに時間がかかってしまったり、アイロンをする際にまっすぐ綺麗に伸びきらなくなる恐れがあるからです。髪の毛を出来るだけ本来の状態にしておくことがポイントです。

②軽くタオルドライし、前処理剤を付ける。

タオルで軽く髪の水分をふき取り、痛みが気になる部分を中心に前処理剤をたっぷりと散布します。

③ドライヤーでしっかり乾かす。

ドライヤーで髪をしっかりと乾かしてください。

④ケープをして、首元にタオルを巻く。

服や首筋に薬剤が付着しないように、ケープを羽織り、首元に汚れてもいいタオルを巻いておくと良いでしょう。

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⑤1剤を塗る。

紙皿などに1剤を必要量出します。ビニール手袋をはめて、髪の根元1cmをあけ刷毛などで1剤を塗っていきます。髪の痛みに関わるので、なるべくスピーディーに作業しましょう。

・根元に薬剤が付着すると断毛の原因になるため要注意!

・髪の量が多い方、長い方はダッカールやヘアクリップで都度髪をブロッキングしながら、ムラのないように塗るのがおすすめ。

・一度矯正をかけた部分には極力、薬剤を塗らないように!!痛みのもとになります。

・1回の必要量はおよそショートで約50g、ミディアム約80g、ロング約100g以上。

すたナツ
すたナツ

ここは慎重に、でも時間はかけ過ぎないように!難しい作業ですね。。

⑥頭にラップを巻く。

1剤を塗り終わったら、薬剤が浸透しやすいように頭にラップなどを巻きます。

⑦薬剤を浸透させ、軟化チェックする。

浸透時間はだいたい10分~20分ほどのようです。しかし、髪の太い細いや痛み具合によってどれくらい時間を置くかは変わってきます。ここは自分で逐一軟化チェックをしながら、時間調整することになります。

すたナツ
すたナツ

ちなみに私はくせが強く髪質も太いので、10分~20分では全く軟化しません。。いつも40分~50分ほど置いています。浸透時間を早めるのに、ドライヤーなど温風が出るものをラップの上から頭全体に当てる方法もあります!

軟化したどうかの確かめ方は、2通りあります。

髪を数本とり、指にくるくると巻き付けて手を放します。この時にすぐにするっと髪が離れず、ゆっくりと指からほどけていくなら軟化出来ている状態。

巻き付けた髪がすぐに元に戻る場合は、2~3分ほど置いて、もう一度チェック。(これを何度か繰り返して下さい)

※ゆっくりほどけず巻き付いたままの状態をキープする場合は軟化のしすぎです。急いで洗い流しましょう。

髪を1本とって、ゆっくり引っ張った時にびよ~んとゴムのように伸びて徐々に元の状態に縮めば、軟化オッケーの印。

※伸びたまま戻らない、伸びた状態で簡単に切れてしまう時は軟化のしすぎです。こちらも急いで洗い流しましょう。

軟化させすぎると髪がチリチリに痛む可能性が高いため、初めてする場合は軟化しすぎない程度にとどめておく方が良いかもしれません。どれくらい時間を置いたかメモしておいて、次回セルフで行う際の目安にするとグッド!

⑧1剤をしっかり洗い流す。

軟化が完了したら、ぬめりがなくなるまで1剤をしっかり洗い流します。軟化した後の髪はとてもデリケートなので、痛ませないためにごしごしと強く洗わないようにしましょう。優しくそっと撫でるように。

⑨前処理剤を付ける。

前処理剤を髪全体にいきわたるように付けます。

⑩ドライヤーで乾かす。

髪に水分が残らないように完全に乾かしましょう。きちんと乾いていないと次のアイロン工程で髪が傷む原因になります。

⑪アイロンで髪を真っすぐに伸ばす。

非常に重要な工程です。180℃に温めたアイロンで髪をストレートに伸ばしていきます。時間はかかっても大丈夫なので、くせが残らないように慌てず丁寧に納得いくまで仕上げましょう。

アイロンを行う際のポイントは以下の通り。

・伸ばし残しが起こらないよう細かくブロッキングする。

・櫛で毛束の絡みをほどいてからアイロンをあてる。

・アイロンをあてる毛束は少なめに。(細かくアイロンをあてた方が綺麗に仕上がるため)

・アイロン操作は髪をしっかりと引っ張りながらゆっくり下に降ろすように。

・生え際、襟足、後ろは特に伸ばしにくい箇所。くせが残らないよう入念に伸ばしましょう。

すたナツ
すたナツ

後ろ髪など自分でアイロンをやりにくいところは家族や知人に手伝ってもらっても良いですね。

ストレートアイロンをあて終わったら、鏡で全体を見て伸ばし残しがないかきっちり確認しましょう。

⑫2剤を塗る。

アイロンをし終わった髪に2剤を塗っていきます。1剤のように特に注意しなければならない点はありません。あまり深く気にせず全体に塗っていけば大丈夫です!

塗り終われば、5分程度放置します。

⑬2剤を洗い流す。

シャンプーは使わずシャワーのみ、2剤をしっかりと洗い流しましょう。

⑭タオルドライ後、後処理剤を付ける。

軽くタオルドライをしてから、後処理剤を髪に付け馴染ませます。少なくとも2~3分程放置してからよくすすぎます。

⑮トリートメントをする。

いつも使用しているトリートメントをつけ、洗い流します。

⑯ドライヤーで乾かす。

ドライヤーで髪をよく乾かしたら終了です。お疲れ様でした!

セルフ縮毛矯正後のケアは?

せっかく縮毛矯正をあてたのだから長持ちさせたいですよね。施術後に気を付ける点やお手入れ方法をご紹介します。

施術後24時間はシャンプーをしない。水に濡らさない。

薬剤の定着のために、縮毛矯正後24時間はお風呂でシャンプーをすることは避けましょう。当日お風呂に入る際は髪が濡れないように、シャワーキャップをかぶるなど工夫すると良いでしょう。

施術後24時間は髪ゴムで髪を結ばない。耳にかけない。

しっかりストレートに固定される前に髪を結んでしまうと髪ゴムの跡が残ってしまいます。耳にかけることもおかしなくせがついてしまう原因に。なので、施術後24時間は出来るだけ髪を真っすぐの状態に保つことが望ましいでしょう。

可能であれば、1週間ほど髪を結ばない方がより綺麗に保てます。(とはいえ色々な都合で無理な時もあると思うのでここは出来る範囲で大丈夫です)

施術後1週間はカラーや縮毛矯正を再度かけない。

見た目にはわかりませんが、縮毛矯正後の髪は非常にダメージが大きい状態です。施術後1週間はダメージをあたえてしまう行為は控えましょう。

トリートメントなどを念入りに。

保湿力の高いトリートメントを使用して、ダメージの修復を行いましょう。シャンプー後に行ういつもの洗い流すトリートメントに加え、ドライヤー前にする洗い流さないトリートメントを併用するとなお良し!

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シャンプー後は濡れた髪を放置しない。

髪が濡れている時間が長いと痛みの元になります。シャンプー後に髪を濡らしたまま放置して自然乾燥させるのはNG!髪を洗ったら、タオルドライ後すぐにドライヤーで乾かしましょう。

実際に自分で行ってみて・・

私がセルフでやってみて、上手くいったときもあれば失敗したときもありました。難しいと思ったのは、やはり1剤を塗ってからどれくらい時間を置いたらいいかということですね。特に夏場に作業するときと冬場に作業するときとでは、部屋の温度が違うので浸透時間も変わってくるみたいですね。。(冬場は軟化しづらかった)一連の作業自体は慣れてくるとサクサク出来るようになってきました!

ちなみに自分の覚書として失敗した経験を書いておきます。

≪失敗した経験≫

◎1剤の浸透時間が短かったため、軟化しきれず綺麗なストレートにならなかった。くせが残ってしまった。逆に浸透時間を長くとりすぎた時は髪が痛んでしまった。

→→自分の髪質にあった浸透時間、軟化の見極めがかなり重要。

◎前回縮毛矯正をあてた部分に再度強い薬剤で矯正をかけてしまったため、毛先が痛んで切れ毛や枝毛が発生した。

→→一度矯正した部分を改めてストレートにする場合は弱いタイプの薬剤を使う方が良い。

◎アイロンをするときとても熱いので汗をかいてしまうことがあり、せっかくストレートにした箇所も汗でうねってしまった。

→→エアコンをつけるなどして涼しい部屋で作業できるように。

◎1剤や2剤を塗った後にシャワーをするのだが、脱ぎ着しにくい服を着ていたため着脱にもたついてしまった。服に薬剤が付着してしまった。

→→前開きの服を着て作業すると着脱しやすく、服に薬剤も付きにくい。

まとめ

以上のようにセルフ縮毛矯正についてお伝えしました。私がこのセルフ縮毛矯正を始めたきっかけは、コロナウイルスで思ったように外出出来なくなり、美容院にも行きづらくなったことでした。最初はいつも美容院でしてもらっている縮毛矯正が本当に家で出来るの!?と恐々でしたが、ポイントを押さえれば意外と何とか出来るものだなぁと今では感じています。自己責任な所も大きいですが、これからも出来る範囲でやっていこうと思っています。

くせ毛にお悩みの方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。